第43章 ♡笑顔の効き目(天童覚)生誕記念 完結
「ごめん。
調子乗った…
追いかけた方が良くない?
白鳥沢(ウチ)初めてでしょ?
多分迷うよ?」
「だよネ〜
うん、行ってくる!」
「ちょ、覚!汗の処理…」
「姫凪が最優先!」
ナナちゃんに手を振り
姫凪の後を追う
制服と体操服だらけの放課後で
私服の姫凪は
目立つから
アッサリ見つかるんだけど…
「姫凪ー…」
目立つのは善し悪し。
「どうしたの?部外者は
立入禁止だよ?」
『あ…あの…』
「教育実習のセンセェとか?
やばい!色々教えて欲しいんですけどー」
変なのに絡まれる可能性は
跳ね上がるよネ
『いや、そんなんじゃないから…
私は彼氏…』
「彼氏探し!?
立候補!やばい!センセが彼女とか
超萌える!」
チャラ男にアッサリ引き寄せられ
倒れ込む身体