第40章 ♡寂しさを融かす様に…(国見英)生誕記念 完結
見え過ぎないのも大変だと
気付かなかくて
「お前らの万年花畑で発情期
カップルとは違ぇんだよ
じゃあな」
平気なフリをした
一足先にバイトやら
独り暮らしやら
ドンドン大人になる姫凪に
ガキな部分は見せられない
そう思ってた。
なのに…
「あれ?あそこに居るの
姫凪さん?」
「は?まさか。
今日は俺が終わるまで家に居る…」
事態は急展開
道を挟んだ向こう
姫凪が歩いてる
相手は…
「あれって確か白鳥沢の…」
「テンドーサトリ」
姫凪の元想い人。
言っとくけど
とっくに元だから!
って、そこじゃなくて。