第6章 ♉幸せ日和(木兎光太郎)生誕記念 完結
『あ、いえ!黒尾様!
申し訳御座いませんが
私は光太郎坊ちゃんにしか
ご奉仕出来ないので!』
真っ赤になりながらも
黒尾のオヤジの手から逃れ
頭を下げる姫凪に
周りの大人が固まる
「ブッフォッ!布施ちゃんヤベェ!
なんか素でエロい!
しかも黒パパ振られたー!
レア感やっべ!オモロ!!」
「鈴村…僕に”振られた”は禁句やで?
チョットこっちおいで?
ごめんな?木兎。
チョット家の不良執事に
灸据えてくるわ」
笑顔のままの黒尾父に
連れられて行く鈴村と
「へいへーい。
俺もサクラと風呂入ろ。
赤葦応接室で待ってろ
鈴木、後頼むなー
布施はテキトーに
ご奉仕したら仕事戻れよ」
「はい、木兎さん」
相変わらずな親父と
赤葦父