第38章 ♑🎁White Day 🎁(黒尾鉄朗) 完結
『あ…ん…その声…アカン…』
「なーんで?」
『ほし、く…なるっ!
…もっと…甘くして欲しなるっ!』
涙を溜めた目が
俺を睨むようにジッと見つめ
熱っぽい言葉が俺の脳を身体を
心を全部を最高に滾らせる
「その言葉、全部お前に返しまふすぅ…!
姫凪…俺の全部
貰って…な?」
ビショビショに濡れた指をペロリと舐めて
新しい銀の袋を噛みきり
膜を纏わせた自身を姫凪に
突き立てた
挿れた途端絡みつく肉壁に
小さく唸ると
それを掻き消す様に甘い声が重なる
「挿れただけで、イッた?
そんなに欲しかったンですかァ?」
なんて、余裕かまして笑ってみるけど
ホントは結構ギリギリで
キツく絡みつく姫凪のナカに
持って行かれそうになってる
このまま二人一緒に融けたくて堪らねぇ