第37章 ♓それはまるで奇跡の様な…(月島明光)生誕記念 完結
「そうでなくて…あんなー?」
『じゃあ良い?
マコトと一緒なら危なくないよね!
ね?明光!やってみたいのよ!姫凪!』
「あ〜…うん…
その代わり無理すんなよ!
お前はスグにコン詰めるからさー…」
あ~あ。
負けた。俺のバカ。
『うん!大丈夫なのよ!
マコトもチョットしてるだけだし
姫凪も一緒だと思う』
そのチョットも
なんか嫌だな、なんて
俺相当嫉妬深いのかな
「…マコト〜
そろそろお邪魔虫。
姫凪を誘い込むの
許してやったんだから…さ」
”分かるよな?”って
笑いかけると
ブーブー言いながらも
リビングから出て行くマコト
『え?一緒にオヤツしないの?
明光マコトの分もケーキ買ってくれたのに…』
オバカちゃん。
「んー?じゃあソレは
晩飯の後にでも食いな?
ケーキより甘いの…食べる?
なぁ、姫凪…」
せっかくの二人きり
もっと堪能させろよ