第37章 ♓それはまるで奇跡の様な…(月島明光)生誕記念 完結
こうムードバリバリとかってのが…
「は?お泊りってバレンタインじゃん?
そっからズット門限に返してるし〜…
ほら、そろそろ俺の…誕生…」
「姫凪!ただいまーぁ!
クソ疲れた〜!
姫凪!おいでー!
ギュッてして?」
足りねぇの!お邪魔虫のせいで!
リビングのドアを開けて
入って来たのは
姫凪の弟のマコト
可愛いヤツではある。
あるけど!
「おい、コラ。
誰の前でイチャついてンだよ、マコト」
近いんだよ!触んな!
と、まぁ俺の嫉妬センサーは
ビリビリ反応するわけで。
「あーまた居たの明光くん。
仕事ヒマ?バリバリ働いて
稼いできなよ」
「お前に言われたくねぇわ!
義務教育が!」
ジャレつくマコトから
姫凪を引き剥がし
腕の中に閉じ込める