第36章 ♤そのままの二人で(松川一静)生誕記念 完結
『一静サイテー』
「だからゴメンネって〜」
情事の後
さっき言えなかった
誕生日ただ忘れてました話をする俺を
ジトッと睨む姫凪
『忘れる!?普通!
初めての二人切りの誕生日なのにさー』
不貞腐れる顔すら可愛くて
「そだねー
その為に可愛い下着だっけ?
買ってくれたんだよね〜?」
ついついニヤケて首筋に噛み付いて
ゴロゴロと甘えたくなる
『は、はぁ!?
なんでそれを!!』
「マコちゃん経由で
及川から聞いちゃった〜」
『及川…くん!
明日殴るっっ』
真っ赤になって狼狽える姫凪も
最高に唆る
けど。
「だーめ。
その手で触んのは俺だけにして〜」
『…ぁ、え!?』
ん、その顔には敵わない。