第34章 🍫Valentine2018🍫(孤爪研磨)完結
ああ、ホント困る
姫凪を護りたいから
側にいるのに
「じゃあ、もっとシテあげる」
めちゃくちゃにしてしまいたいんだもん
奥を抉る度
細い身体は悲鳴をあげる
「姫凪、ダイジョブ?」
でも、ね?
相手は姫凪で
おれのドンピシャだから
彼女だから
『うん…
研磨止まらないで…
めちゃくちゃに、されたい』
こんな事
言ってくれるんだ
最高だよね
姫凪にキスを落として
腰を振り抜き
締まるナカで
おれの限界もドンドン近くなる
『研磨…好き』
「おれの方が好き」
”自分の方が”って
言い合いながら
重ねる身体と唇
「『大好き』」
最後まで好きを送り合って
姫凪からの圧を感じながら
おれの欲も
チョコレートみたいに融けて行く
何度経験しても
飽きないこの感じに酔いしれながら
姫凪の上に墜ちた