第33章 🍫Valentine2018🍫(天童覚)完結
『チョット待って、覚…
頭痛い…』
次のゴムを破りながら
身体中を弄る俺を
姫凪さんが止める
「そんなに飲んだの?
なんでー??
アキラくん居るから
安心したとかーー?」
プクリと頬を膨らませながら
静止を無視して
首筋に噛み付くと
『え?違う…実は
スグ帰るつもりで行ったのに
得意先が酔ってシツコクて…
その…一気したら
帰してくれるとか言われてね』
”アキラが止めるのも聞かず無茶しちゃった”
と、ペロリと舌を出して笑った後
『今日中に渡さなきゃ
絶対後悔すると思ったの
きっと来てくれるって
信じてたし』
そう付け足して
綺麗にラッピングされた
箱を俺に渡す