第32章 🍫Valentine2018🍫（赤葦京治）完結

「そんなに嬉しいですか？」

こんな状態なのに
カッコ悪い姿を晒して
凹んでたはずなのに、な。

『ん？うん』

「じゃあ、もっと見てください…
俺の顔も…
もっと他の所も…」

『ちょっと待って…
京治風邪引いてるんだよね！？』

姫凪の無邪気に喜ぶ
顔と言葉だけで

「姫凪は薬？
元気でちゃいましたよ」

俺は昂ぶり貴女を求めてしまう

『ダメ…さすがに無理させたら
光太郎に怒られ…ﾝﾝ！！？』

あー…駄目ですって

今日の俺は沸点低いんですから。

「木兎さんに？お仕置きされます？
どんなお仕置き？
こんなの？」

姫凪さんをベットの中に導いて
緩く結ばれた髪を解き
首筋に吸いついて
痕を残す