第29章 ☆キミとボクとキイロ(御堂筋翔)生誕記念 完結
キミィの一言で堕ちて
従って…
「これでエエのん?
優しゅうしよか?」
猫なで声やて!
キモッキモッキモッ!!
オーラもクソもないね
キミの前では全てが
『ううん…翔くんの好きに…
翔くんになら
何されてもいい…愛してる、から』
キイロに染まっていく
「奇遇やな、ボクもや…」
ギュッと抱き締めた熱い身体が
ボクの動きに激しく反応する
ナカを突き上げたら
絡み付いて
腰を引いたら
離れるな、と吸い付いてくる
『翔くん…もっと…
離さんといて…』
「離せるなら
こんなんしてへん
気失いなや」
振り抜く腰に枯れた声が
高く響いて掠れて落ちてくる