第28章 ♤伝えなきゃ伝わらない(花巻貴大)生誕記念 完結
「誕生日…に、なってた?」
時計を見るとテッペンを少し過ぎた
長い針
『うん。なってた…から
えっと…言って良い…?』
「ん?」
『…プレゼントは私…
これからも二人で
イッパイ話そうね!』
エロいカッコして
エロいポジショニングで
『ね!食べられたい、貴大!』
エロい事を
無邪気に言う俺の天使
「食べたい、姫凪!」
『ど、どうぞ!』
「そこで緊張すんのかよ!
ホント、可愛いのな
待たねぇぞ!」
いざとなるとド緊張なのが
更にツボ!
『ファ、ファイ』
カチカチの姫凪と
位置を入れ替えて
「やっぱりコッチの眺めが良い
さて、どこから食べられたい?」
天使の口にキスをする
『好きに…』
「だーめ!一人で考えたら
お仕置きなんだろ?」
意地悪く笑う俺に
照れる姫凪を
笑い飛ばして
抱き締める
「姫凪、好き」
『私も…』
パチリと合った目を細め
言葉を身体を交わしあい
生まれた日を
生まれたままで迎えた事を
笑い合い
愛を心を贈り合った