第28章 ♤伝えなきゃ伝わらない(花巻貴大)生誕記念 完結
今なら止まれる?
チラッと過ぎった考えは
『ダメ…貴大…私…
貴大とが良い
聞いて…一人で決めないで…
二人の事だよ』
姫凪の声で掻き消える
そうだ、お前の為って考えてたのに
お前の声聞いて無かった。
声を聞けば
「ごめん。
そうだよな…
姫凪…良い…?
多分痛いけど…下手かも…たけど…
俺にお前を…くれ…」
『はい!喜んで…!
貴大が良い!
ずっと貴大とシテみたかった!
怖がってたけど
嫌なんかじゃなかったよ!』
スグに繋がったのに
「エッチしたかったわけだ?
言えよ〜、損した〜」
『ちょ!なんか軽い!』
松川みたいな事言って
「うるせぇ、俺もシタかったって事」
岩泉みたいに直球投げて
『わ、私もだし!』
「え〜エッチー!」
及川みたいに戯けて見せる