第27章 ♑🎄Merry Xmas 2017🎄(黒尾鉄朗)完結
『ベット!?
こ、こんな所で何を…』
「何想像してんですかァ?
エッチなハムちゃん?」
『鉄朗!!』
”結局バカップルじゃん”って
笑うナナと
”早く二人きりにして下さい”オーラが
半端ない赤葦に
別れを告げて
タクシーに乗り込み
部屋まで戻る
「とりあえず頭見せてみ?」
ベットに組み敷きたい気持ちを
グッと抑えて
後頭部を触ると
特にコブが出来てる様子もない
『なんともないって…
チョイ痛かっただけで…その…』
頭を撫でられながら
オロオロしてる姫凪
その態度で
なんであんな仮病目いた事したのか
理解は出来たけど
「ん…なに?チャント聞くから
聞かせてクダサイ…」
そのまま話せと促す
きっと姫凪の気持ちは
『抜け出して鉄朗と
早く仲直りしたかった…
拗ねて…ごめん…!』
俺へのクリスマスプレゼントになるから。