第23章 ♑世界最速のプレゼント(赤葦京治)生誕記念 完結
ベットの上から
伸ばされた腕
細い指に俺の指を絡めて
腰を掛け
「イッパイ召し上がれ?
口移し、でしたっけ?」
サイドテーブルに手を伸ばし
冷えたメロンを
姫凪さんの口に移す
「どう?甘い?」
『ん、甘い…京治のチューも甘い…
もっと…シテ…
もっともっと甘いの…欲しい』
チュッチュッと
甘さの残る唇で
キスを強請りながら
身体を擦り付けて来る
「いつもより大胆じゃないですか?
熱のせい?」
それに応える様に
身体を撫で回すと
『京治のせい…
…京治に…お熱…?
なんちゃって……』
甘い言葉に甘い笑顔
俺の熱が上がりそうですよ、バカ。
「ならもっと逆上せさせましょうね
姫凪、寒かったら
チャント言ってくださいね」
服を脱がせて
大きな胸を揉みしだき
熱い身体に痕を残す