第23章 ♑世界最速のプレゼント(赤葦京治)生誕記念 完結
大きくため息を吐いて
バレーボールを手に持ち
「サッサと始めますよ
俺、この後予定が…」
そこまで言って思った
”しまった”と。
「え!?姫凪!?」
「今日予定ある言うてたん
赤葦やったん!?」
まずい。
どうにか軌道修正…
「姫凪と久々逢いてぇ!
練習サクサク終わらすゾ!赤葦!」
軌道修正…は……
「あ~ぁ。
赤葦にしちゃ軽率だな
コイツラが乗らないワケねぇのに。」
出来ないの確定かよ
「アイは
なんとか引き離せるけど木兎は
100付いていくなァ」
アイさんは
黒尾さんが二人きりに
なりたいだけだろう?
バレバレですよ