第21章 近過ぎたキミ⑥(及川徹)⚠兄×妹R18⚠
それは姫凪もだと
疑わなかったんだけど…
『あ…今日は…』
ええ!?まさかのここで
スレ違いはナシでしょ!?
「なんでさ!?」
思わずムードぶち壊す様な声を
上げてショックを顕にするオレに
『実は…その…マコちゃんに…』
追い打ちを掛けるセリフ
その名前はさすがに今駄目だろ?
「襲われたのかい?」
うわ!ストレートに聞くなよ、オレ!
もしこれで
応えがイエスなら
またあの日の二の舞いだ
いくらなんでも
ソレは堪えられない
線の一本、二本
軽くブチ切れる。