第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結
小さい身体が強張った感じが
マジ唆る
こっから俺だけに
クタクタになると思ったら
死ぬ程滾る
舌を捩じ込んで
歯列をなぞり唾液を啜ったり
送ったり
しがみついてた身体が
解れて腰が落ちるまで
執拗に攻め立てる
『て、つろ…アカン……』
ガクッと堕ちる膝
ヘタリ込まないよに支えてやると
『またそんな悪い顔してから…
意地悪過ぎるわ…あほ……』
少し反抗的な視線
これまた俺の大好物
「そんな俺が好きなクセに」
耳に低く声を落として
次は耳に噛み付いてみる
もちろんこのまま
歩けなくさせるのも楽しいんだけど
『アカン言うてるやろ!
怪我してんねやろ!
私が歩けなくなったら二人で
立ち往生やんか!』
ま、姫凪ならこう言うよな?
もちろん俺も無茶はしないつもり。
夜久パイセンから釘刺されてるしな。