第4章 *敬語系男子【赤葦京治】
○おまけ
「どんな京治も好きだよ…っ」
その一瞬で体の体温が5度くらい上がった気がした。
…さっきまで敬語が萌えるとか、変なことばっか言ってたくせにいきなり名前呼ぶとか抱きついてくるとか。
俺をどれだけからかえばいいんだよ…。
シホとヤッた回数は指で数えられるほど。
すぐにシホが逃げるし、嫌がるから我慢してきたけど
俺の部屋で抱きついてくるから抑えられなくなるよな…そりゃ…。
今日は本当にくっついてきたけど、ヤッている時も抱きついてきたことなんて一度もない。
……ズルいよね、シホって。
その彼女は今、イッたのがそうとう体力にきたのか、俺のベッドでスヤスヤ眠ってる。
そのせいで俺は完全にお預け状態。
このままで放置されるとかかなり辛いものがある。
「どんな京治も好きだよ…っ」
さっきから何度もこの言葉がフラッシュバックしては、興奮が収まらないまま。
「本当、シホズルいよね……っ」
おわり