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仮面被りの少女の恋のゆくえ

第2章 知らないうちに…


付き合い始めてから一週間がたった。
まあ、仮の交際なので、そんなに連絡は取っていなかった。
というか、私がまだ実家暮らしだったので、連絡の取りようもなかったのが事実だ。
でも、晴れての一人暮らしが始まり、明日は大学の入学式。
私は、入学式の髪型で悩んでいた。
「入学式って、みんなどんな髪型なんだろ…?」
「さあ、俺のところほとんど男子校だからよくわからん」
「だよね〜。編み込みでいいかな…?」
「編み込みしてるのみたことないから、なんとも言えないけど、いいんじゃない?」
「そう言えば、高校のときってほとんどハーフアップかポニーテールだったっけ?」
「うん」
「そっか〜、そうだったね。
まあ、編み込みでいいや。
それよりも、友達できるかな?」
「あなたならできるんじゃない?」
「簡単にいうけど、男の子はまだしも女の子の友達は作るの大変なんだよ(-_-;)」
「まあ、頑張って」
「人ごとだな〜…」
「だって、実際そうだし」
「まあ、そうなんだけどね」
「それよりも、もうそろそろ寝ないと明日起きれなくなるよ」
気づけばもう1時を過ぎていた。
やばい…。
朝弱いのに…。
「ありがと、もう寝るわ」
「うん、おやすみ」
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