第1章 呼び方〈O×S〉
~S.
見られていて恥ずかしいのと、気持ちいいのが
混ざってよくわからない感情になる。
「んッ、んん、ッさと、しく、」
指を増やしながら目の前の彼をみる。
普段周りには見せない程の破顔ぶりだ
「しょーくん可愛い、」
そう言いながら俺の頬をするりと撫でる
それすらも刺激になって体が揺れる。
「も、いい、?」
そう聞けば智君はえ~、と声を漏らす。
「だめだよ、ちゃんとイかなきゃ、」
智君は俺の指を抜き自分の指をいれる。
「んぁッ!やぁ、あッ」
「我慢しないでね、?」
そう言うと智君は二本の指をバラバラに動かし
中を広げるように奥へ進めていった
「やぁあッ…さとしく、!んぁあ」
「しょーくんのイイとこ何処かな~」
「んやぁあッ、まッ…んんん」
急な刺激で背中が浮いたのがわかった
智君の腕にしがみつけば反対の手で頭を撫でられる
「んあッ、やぁ、」
その時智君の指が曲げられビリっと電流が
流れた様に全身をかけめぐった
「んやぁッ!?ひッやぁ!さと、しくッ」
「ここ?気持ちいい?」
ぐりぐりと其処ばかり攻める智君
「んぁッ、そこばっか、やぁ!」
「やなの?気持ちよさそうなのに?」
「んぁあッ、あぅ、いじわる、!」
そう睨むと、智君は少し笑って俺の中心を握った
「やぁッ!?まッ、だめぇ、ッ」
ゾクゾクと快感に揺れる自身の体を落ち着け様と
息を吐いたり吸ったりする
「んんッ…はぁ、あッ」
「んふふ、可愛い、」
中心を握ってる手の速度を早めながら
中の手も早める
「んぁあッ!んッあぁ!イっちゃ、ッ」
「いいよ、イくとこみせて?」
「やぁあッッ、んんッさとしく、!」
「いるから、ほら」
優しい声にふるりと体を揺らし、絶頂を迎える
「イッちゃ、んあぁあッッ、!」
余韻に浸ってると智君が笑いながら
「まだへばっちゃだめだよしょーくん」
と言った。
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