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イチイ

第5章 第4章 歓迎会


 主役の自分は普通いちばん最後じゃ
ないのかと疑問を抱くが、ある意味主
役だからこそ最初なのかもしれない。
 
 昴はごほんと咳払いすると、自己紹
介を始めた。
 
「ゲリエ学園普通科、ドクダミクラス
の朝比奈昴だ。
 
 留年しなけりゃ、来年で卒業だか、
見込みは薄いと自覚してる、けど悲観
はしてない。
 
 趣味は賭け事、苦手なことは勉強。
2次元については一般人よりは詳しい
が玄人じゃない。
 
 これから媒体として頑張るんでよろ
しく」
 
 昴の自己紹介が終わると、パチパチ
と拍手が起こる。
 
「じゃあ、次は私!
 
 ゲリエ学園魔法科ヒイラギクラスの
境桃花です。
 
 趣味はカラオケ、苦手なことは野蛮
なことかな? 暴力とか自分がされる
は嫌い。痛いし。
 
 防御担当なので、みんなを……とい
うより昴くんを護ります!
 
 これからよろしくね」
 
「はいはい! 次は僕ね。
 
 ゲリエ学園魔法科ヒナゲシクラスの
夢境紫乃だよ。
 
 趣味はお菓子作り、苦手なことは料
理。
 
 僕、お菓子以外は作れないんだ。
 
 攻撃アシスト担当なんだよ。これか
らよろしく!」
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