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イチイ
第2章 第1章 戦闘員出動
昴はわかったと言うと、部屋を出て
いく。
リーシアは無言のままその背中を目
で追った。
閉まったドアを眺め、目を細める。
「……おもしろくなりそう、かな」
「理事長、何かに言いました?」
部屋を出ていく昴の背中に手を振っ
ていた桃花がリーシアを見る。
「ううん、別に何も」
首を振って、ニヤリと笑った。
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