第7章 ☆Story5☆ 溢れる恋心
「年齢のことは言わないのー(涙)
北山なんか26になるんだぞ……若い千賀でも20だし……」
「逆にブラッシュは、年長が高2で最年少が中2でしたね。
丁度幼馴染の獅依留がそうですから。あと、魅月くんもそうですね。」
「……あのさ、」
「はい?」
「ぶっちゃけ、ブラッシュってキラキラネーム的なの多くね!?
羽流(バル)・獅依留(シエル)……普通に漢字は読めるけど、魅月・詩・璃斗……」
「……そういうキスマイも、私の知り合いというか、
パパの知り合いと同じ名前の人と被ってるんですよ……しかも顔も……あの、」
「ん?」
「もしかして、キスマイってサイボーグだったりします?←
もしくは誰かのクローンとか。」
「っ急に何!?
ってか俺ら普通の人間よ!?」
「……そうですか。」
「……え、それだけ……?」
「それだけです。
どの機種で撮ります?話戻りますけど。」
「急すぎ!まぁ……んじゃ、あのカップル専用機種にする?(笑)」
「私たち、カップルじゃないですから……」
「いつかはいつか!」
「私はその気ありませんけど……」
「……やっぱ、三船がいいの?」
「っ……べ、別に……そういう意味じゃなくて……もう少し、お話ししたいなって……」
「もう完全に恋する乙女じゃん……まぁいいよ!
俺が振り向かせてやるから。」
「無理です。私、年上の人は……」
「年上はって……三船もじゃん……」
「高校生くらいなら、全然……でも10歳以上も離れてると……
千賀さんでも、入りませんもん。」
「マジかぁ……」
「ですです。」
「んまっ!こうして俺のところに来てくれたっていうのは、ちょっと期待しちゃうよね。」
「……。」
「まっ!俺が色々リードするから、行こ!」
「……撮ったこと、あるんですか?」
「……ない!(笑)」←
「……。」
「まぁ指示出してくれるでしょ(笑)」
「……。」