第6章 ☆Story4☆ パパの悩み事、娘の誕生日と…
「手信号なんて、初めてみたな……どんな警官の人なんだろ……」
_ピッピー!
「へぇ……笛と腕で誘導かぁ……ってえぇ!?」
『ゆりちゃん、どうしたの?』
「い、いや……警察官の人……」
『どれどれ……』
バックから覗くユウ。
『ああ!あの人!』
「しっ!……団司さんと徹平さん。ユウも、知ってるんだ……」
『まーね!』
「声かけてみたい気もするけど、仕事中だからいいかn‥「おーい!ゆりちゃーん♪」っ!?」
『相変わらずの徹平さん(笑)』
徹平はどうやってゆりに気づいたのか、ゆりに向かって手を振っていた。
「っおいバカ志村!!ちゃんと車誘導しろ!!(怒)」
「あ、わりぃ!
んじゃゆりちゃん!仕事終わったらLINEするねー♪」
「あ、は‥_プップーっ!「だからちゃんと誘導しろって言ってんだろうが!!(怒)」…早く立ち去ろ(汗)」
ゆりはそそくさと歩き出した。
タイスケside
「9時5分前……そろそろくるかなぁ……」
タイスケはそわそわしながらゆりを待っていた。
すると……
「っお待たせしてすいません!!」
「っ!!
っゆりちゃん!!」
ゆりが小走りでタイスケの元にやってくる。
「っ……///」
(私服かわいい……)
「っだいぶ待ちましたか?」
「う、ううん!全然!
私服、すごく可愛いね……」
「一応、身だしなみですから……」
「っそっか!」
(もしかして、俺の趣味に合わせてくれたのかな……)
偶然かどうかはわからないが、ゆりちゃんの服装は
俺のドストライクファッションだった。
『おっす!』
「うおっ!?
ぬいぐるみも一緒かよ……」
ゆりちゃんのバックから突如顔を出すユウ。
ってかお前も一緒かい!!
二人きりでやるからこそのデートなのに……
「っごめんなさい……どうしても行きたいってうるさくて……」
「っいいよいいよ!大勢の方が楽しいし!」
(くっそーっ!!泣)