第20章 ☆Story18☆ スキャンダル発覚!?
「「っ……」」
「でも、それは違うんだ……元々ゆりちゃんが身籠ったのは、ガンが発覚した後なんだ……
あの人も、彼女が成人するまではしないって約束してたんだけど……寿命も1年しかなくてね……
その時に、身籠ったのがゆりちゃん……」
「っじゃあ、ゆりちゃんのお母さんは高校生でゆりちゃんを産んだ……」
「うん……俺も驚いたよ当時は……でも、彼女は迷わず産むって決心したんだ。」
「っ……凄いっすね、ゆりちゃんのお母さんって……」
「ホント……あの子は凄かったよ……もちろん、今のゆりちゃんも凄いけど……
やっぱり、初めて担当した子なだけあって、感慨深いよ……ここだけの話、俺も彼女のことが好きだったんだよね笑」
「「うぇ!?/っ!?」」
「2人とも凄い驚きよう笑
でも、それだけ彼女には魅力があったんだ……他にも、彼女を好きな人は沢山いたからね。」
「っんじゃ……俺らが知ってる人にももしかしたら……」
「高確率でいるんじゃない?笑
そういえば、君達もゆりちゃんと海に行ったりはしたかい?」
「っえ!
まぁ、ゆりちゃんのお父さんとか他のドルチェのメンバーとかもいて……」
「じゃあ話が早いや笑
まずは陸くんに和真君でしょ?ちなみに、2人とも彼女の幼馴染なんだ。」
「す、すげぇ……汗」
「とりあえず海にいた面々はこんな感じ……あと君たちがわかりそうなのは……
あ!柊さんだ、藤城柊さん!」
「っ藤城柊って、あの藤城柊……?ドラマにも出てる……」
「そ笑」
「い、一体……ゆりちゃんのお母さんって何者……汗」
「あれ?2人は知らなかったっけ?
ゆりちゃんのお母さん、短い期間とはいえ人気モデルだったんだよ?」
「人気モデル!?
そ、そりゃああんな子が生まれるわけか……汗」
「ちなみにKIRAっていうドラマは、元々彼女と柊さんが出ていた
「シークレットナイト」っていうドラマの続編的な感じのドラマなんだ。」
「そ、そうなの!?」
「柊さんの役は、当時の主役。
それで彼女はそのヒロイン役……今ゆりちゃんと藤ヶ谷君がやってる役と似たような感じかな。」
「……。」