第20章 ☆Story18☆ スキャンダル発覚!?
「……。」
「ちなみに2人は……生まれたか生まれてない時くらいだからわからないよね(苦笑)」
「そうっすね……だって、もう10年以上も前のドラマなんですよね?」
「うん、だから現場では……すごく昔を思い出すんだよね……舞台の学校も、
紫鶴大学っていうところで昔もそこが舞台だったんだ。それに、
ゆりちゃんのお父さんが務めていた大学でもあったし……」
「な、なんか凄いっすね……色々と……汗」
「ふふ、それにね?
ゆりちゃんのパパとママが初めて結ばれた場所でもあって初めてキスをした場所でもあるんだよね笑」
「「……。」」
2人は涼介の話ですっかり固まっていた。
「き、キス……汗」
「うん、正確には彼女から大胆にね笑
話を聞く限り、凄いよ?だって他の大学生がいる前で堂々と先生にキスしちゃうんだから笑」
「「……固」」
((今の時代考えられん……))
「話きくと、ゆりちゃんと全然違うでしょ?」
「っそ、そうっすね……汗
やっぱり、お父さん似なんですか?」
「まぁ、基本的な性格はお父さん似だね。
でも容姿はまんまお母さんでたまーにお母さんっぽいところが性格で出るときあるね笑」
「なんか、びっくりすることも多いけど話聞いてるとすごく楽しいっすね……」
「他にも色々思い出あるからねぇ……あ、詳しく知りたいならこの2人が主役の
『藤ヶ谷先生、大好きですよ?』シリーズを見てね笑」
「誰に宣伝してんっすか(苦笑)
まぁ、俺も見てみますけど……」←
「(笑笑)
ほんと色々思い出してきたな「お待たせしました。ハンバーグセットでございます。」
あ、ありがとうございます。」
話をしているとあっという間にご飯が運ばれてきた。
「すっかり長く話しちゃったよ(苦笑)」
「いえいえ!こっちもすごく楽しいんで!
なんか、ゆりちゃんのお父さんのエピソードもっと聞いてみたいかも笑」
「えぇ……色々あって何から話そ笑」
「んじゃ……お父さんはどれくらいお母さんのことを好きだったんですか?」
「そりゃあ……とてつもなく大好きだったと思うよ?
最初は色々と人見知りだったんだけど……」
「だけど?」
「だけど笑」