第20章 ☆Story18☆ スキャンダル発覚!?
_チュッ…!
「っ!?///」
「っ!?」
ゆりは勢いに任せ海斗を引き上げようとした時、海斗がその場で体制を持ち直した反動で
ゆりは海斗にキスをしてしまった。そしてゆりは慌てて離れる。
「っすすすすいません!!」
「っ……いえ……///」
海斗は少し顔を赤くさせていた。
「っ本当にごめんなさい!!」
深く頭を下げるゆり。
「っいえ……今のはアクシデントでしたからお気になさらず……あ、
ゆりさんの荷物です!///」
海斗もまだ少し動揺しているようで慌てて荷物をゆりに渡した。
「っありがとうございます……」
「っそれじゃ、また……」
海斗はそそくさに車に乗り、健人と共にTV局に向かった。
車を見送ったゆりは……
「っうぅ……アクシデントとはいえ、なんでこう好きじゃない人とキスしちゃんだろ……涙」←
(……と言いつつ藤ヶ谷さんにされたのは1回だけだっけ……頻繁に手出されているせいかな……)←
海斗side
「……"写真"はちゃんと撮れてるんだよね?
さっきのは思いにも寄らなかったハプニングだったが……」
『バッチリこのカメラに抑えましたよ。あとはこれを記事にするだけです。』
「わかった。早く進めてくれよ、こっちだって暇じゃないんだ。」
『わかってますよ。それじゃ、またご連絡します。』
「あぁ……_ピッ……もしもし、」
『よぉ海斗……』
「金狼……いや、空太クウタだったね……」