第20章 ☆Story18☆ スキャンダル発覚!?
翌日、ゆりは早速ペットショップに行き金魚の水槽とエサ諸々購入。
「ふぅ……今月はなかなかの出費……」
会計も終えお店を出たゆり、ちなみに今日バイクではなくバスを使った。
「さて、バス停までがんばろ……ん!?」
ゆりがバス停に向かおうとした時、目の前に見覚えのある車が止まった。
そして車の窓が開き……
「ゆりさんこんにちは!
偶然ですね、こんなところで」
「財前寺さん!
なんでここに……」
「僕はこれからTV局に向かうところなんです。
よければ寮まで送りますよ?その大荷物を持って歩くのは目立つでしょう(苦笑)」
「ありがたいですけど……昨日に続いて迷惑ですよ(苦笑)」
「迷惑だなんてとんでもない!
よければまたお話ししませんか?」
「……それじゃ、お言葉に甘えて(照笑)」
(確かにこのままだと重いし目立つな……)
ゆりは海斗の言葉に甘えることにした。
「ゆりさん、どうぞお荷物はトランクの中へ。」
「っあ、ありがとうございます中島さん!」
健人は車から出てきてゆりの荷物を持ちトランクの中へ入れた。
「いーえ(微笑)」
こうしてゆりは車に乗り込み寮の手前まで送ってもらった。
「ありがとうございます!
それじゃ財前寺さん、また番組の撮影の時に……」
ゆりは車から降りたが、海斗も一緒に降りた。
「はいっ
あ、荷物を出さないとね。」
「お手数をおかけします(苦笑)」
健人が車のトランクを開け、海斗はゆりの荷物を出した。
「ありがとうございます(苦笑)」
「いえ!これくらいっ
よいs‥っわぁ!?」
「っ財前寺さん!」
荷物を持ち上げた時足元をぐらつかせた海斗は体のバランスを崩し後ろに倒れかけた、
ゆりは咄嗟に海斗の腕を掴み支えようとした。
「っと……!
あぶな…っ!?」
「っきゃ!?」
だが海斗は耐えきり元の体制に戻ったが、ゆりは……
_チュッ…!
「っ!?///」
「っ!?」