第19章 ☆Story17☆ 二人きりの夏祭りデート
『この反応の差……笑』←
【そこで構わない。
ただ鳥居周辺は人が多い】
「そうなんだ……」
【だが御神木より後ろの本殿の方なら
そこまで人はいない。
もし神社で待ち合わせするならそこの方がいい。】
【じゃあそこにしましょうか!
時間はどうします?】
【お前のほうに合わせる
好きな時間で構わない。】
「……どうしよ?(苦笑)」
『そりゃあゆりちゃんの都合の時間に合わせればいいんじゃないの?笑
ちなみに屋台は大体5時から始まるみたいだよ!』
「うーん……じゃあ……」
【16:30くらいはどうですか?】
【わかった。
その時間までには着いてるようにする。】
【了解です!】
【明日は、楽しみにしてる。】
【はい!】
「へへっ♪」
(なんか今日の疲れは吹っ飛んじゃったよっ)
『恋のパワー、凄いねぇ……』
こうしてゆりは料理を再開した。
料理も出来上がり、2人はご飯にするが……
「〜〜♪」
ゆりはよほど明日が楽しみなのか、鼻歌を歌いながらご飯を食べた。
『な、なんかゆりちゃん怖い……汗』←
ユウはそんなことを口ずさみながらご飯を食べ進めた。
そしてご飯も食べ終えたゆりは明日に備えお風呂にも早めに入った。
『今日のゆりちゃんは喜怒哀楽結構あったなぁ……←
あ、母さんと連絡とってみよ……あの感じだとゆりちゃん長風呂になりそうだし……』
そう言うとユウはソファーに座り……
『……コンタクト、開始……』
ユウがそう呟くのオッドアイの目がピカピカと光り出し……
『……。』
(母さん、今頃父さんとイチャラブしてるのかな……)
『……きょうすけ?
急にどうしたの?』
『あ、繋がった。
父さんは何してるの?』
『太輔ならお風呂に入ってるよ〜』
『めっちゃ偶然!ゆりちゃんもさっきお風呂に入ったの』
『親子ね〜笑』
『だね笑』
『それより、どうしたの?
私たちが必要以上にコンタクトを取るのはリスクが……
もしこの様子を太輔やゆりに見られたら……』
『うん、でも……』