第18章 ☆Story16☆ 海デート?
_グッ‥!
「っ……」
「……。」
タイスケは無言で歩き続けた。
そして波打ち際まで来た2人……
「……人も前よりいなくなったね……キスマイとかメンバーはさっき帰ったし……」
「……そうですね……」
「……どうせだったらユウとかも連れて来ればよかったかもな。
アイツもせっかく海に来たわけだし……」
「そういえば、今日はあまりユウに構ってあげられなかったなぁ……」
「(笑笑)
帰りコンビニかどっかでアイスでも買うか……ついでにユウの分も」
_クスッ「そうですね」
ゆりは軽く笑った。
「……(微笑)
んじゃまた泳ごうぜっ」_グイッ
「っちょ……」
タイスケにまた引っぱられゆりは海の中に入った。
「うわっ……冷たい……」
だが数時間ぶりに入ったゆりは身震いをさせた。
「(笑笑)」
「っ笑わないでくださいよ……!_ギュッ…っ!///」
突如タイスケに抱きしめられるゆり、
「こうしてれば体温で少しは暖かいでしょ?」
「っ離してくださいよ……!///」
ゆりはタイスケから離れようとするが……
「や〜だ」
タイスケは当然ゆりを離さない。
「っ……///」
「……なんかゆりちゃん、少し体冷たいね。
やっぱ泳ぐのやめるか……」
タイスケは小さく呟くとゆりから一旦離れ、また手を引き先ほど来たとこを折り返した。
ちなみに憲吾はもう先ほどの場所にはおらず、辺りを見渡しても見当たらなかった。
「……。」
(三船さん……もう帰ったのかな?)
『あれ?海で泳いでこなかったの?』
「よぉユウ、まぁな。
ゆりちゃん、体ちょっと冷えてるぽかったから引き返してきた。
ゆりちゃんのパーカーは?」
『コレだよ!はいっ』
ユウはタイスケにパーカーを渡した。
「サンキュっ
はいゆりちゃん、」
タイスケはゆりにパーカーを羽織らせた。