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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!

第17章 ☆Story15☆ 熱い恋の季節のはじまり


_スターズTV


会議室前にはすでにキスマイ、ブラッシュのジャニーズ勢がすでに到着していた。



「お、ジャニーズ勢はすでに到着済み……」



「……ん?よぉ来海、お前らちょっと遅かったんじゃねぇか?」



「ふん!相変わらずチャラいわねー羽流は……また俺様気取り?
最近ちょっと人気あるからって!」



「それは事実だろ?
少なくとも、ここにいる男の中だったらこの俺がナンバーワンだ!」



彼の名前は美神羽流、ジャニーズで最も勢いのあるBRUSHの人気メンバーである。



非常にナルシストで自信家な俺様キャラで、来海とは幼少期からの幼馴染でもあった。



クラスも来海と一緒である。



「おいおい羽流、お前はいちいち突っかかるなって笑
俺らもついさっき来たばかりだから気にしなくていいぜー?」



「ちぇぇ……こういう時は最年長リーダー気取りかよ璃斗!」



羽流をなだめたのは中島璃斗、ブラッシュの最年長リーダーで高校2年生。



彩華とは同級生でクラスも一緒。



高校生組が少し騒いでる間、ゆりら中学生組は現在撮影中であるドラマ「KIRA」の話題を話していた。



「ゆりは相変わらず次の撮影でいうセリフ丸暗記したのか?」



「うん!そういう獅衣留はどうなのよ?
次の撮影は結構獅衣留の出番多いじゃない。」



「ギクシ!……まずまず〜……ってとこかな(苦笑)」



「その様子だと絶対サボってたわね……」



ジト目で獅衣留を見る千鶴。



「っ俺だってちゃんとセリフ覚えしてるわ!!」



「獅衣留君は暗記苦手だもんね〜笑」



「っ愛美まで笑うなよ!ゆりも!!」



「だって獅衣留、本当に暗記もの苦手じゃん笑」



「っ……勉強とセリフ覚えは違うの!」



「どっちも同じようなものじゃん笑」



「ぬぅぅぅ!!」



中学生組がそこそこ賑やかに話していると、会議室の扉が開かれ……








「みなさん、お待たせしました。
準備が整いましたのでお入りください。」



会議室からは新番組を企画した海斗が出てきた。



そしてゆり達は会議室に入るのであった。


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