第17章 ☆Story15☆ 熱い恋の季節のはじまり
「ふふ……はーい笑」
「ふーん……君たち、コンサート行くんだ……」
「そりゃあ俺は長らくドルチェのファンだし?
憲吾も最近目覚めt「うるせぇ吾郎……」ヘーイ笑
おまけに俺ら運よくくじ引きでチケット当てちまったから、何が何でも行かなきゃだよな!」
「それ、三船さんから聞きました笑
すごい偶然ですよね!」
「もうこれは奇跡だぜ!めっちゃ楽しみにしてる♪」
「ありがとうございます笑」
「……。」
(イマイチ面白くねぇ……俺もゆりちゃんと何か話さなきゃ……)
完全に吾郎と話し込んでるゆり、ゆりと話す余地がなく少し焦るタイスケ。
_フッ「完全にお前、飲まれてるぞ笑」
「っるっせぇな北山……最近は結月ちゃんといい感じだからってぇ……」
「完全に八つ当たりだなおい……結月ちゃんはまだ小学生で妹みたいな感じだし……」
「ふんっ!」
「……。」
(男の嫉妬は見苦しいぜ藤ヶ谷……)←
「……。」
(何か、話せねば……あ、そうだ!
話す話題あるじゃん!今週の土曜日♪)
「新曲か何かはコンサートで歌うのか!?」
「一応ありますよ?
でもそれは当日までのお楽しみd‥「なぁなぁゆりちゃん!」……なんですか?
今内山さんと話してたんですけど……」
「「塩対応ー……」」
((あのゆりちゃんに塩対応されたら終わりじゃね?))←
「今週の土曜日、俺めっちゃ楽しみにしってから♪」
「は、はぁ……海に行くことですか?」
「そっそ♪
ゆりちゃんって、泳ぎ苦手なんだっけ?笑」
「……自信は、あまりないですけど……それがどうかしました?」
「いやぁさぁ……俺こう見えて泳ぐのちょー得意なんだよ!
バスケの次に得意なくらい!」
「へぇ……凄いですね。」
「でしょ!」
「「完全に塩や……」」←
((あの2人とコイツの差……わかりやすい。
てかコイツ、それに気づいてねぇな……汗))
「ふ〜ん、ゆりちゃん達海行くんだ!
そいつは奇遇だな!俺らも海行く話してたんだよ笑」
「っは?そんなこと一言もk‥「泳ぐのって結構体力つくんだよ!」……。」
吾郎は憲吾の言葉を遮るように言った。
「……。」