第17章 ☆Story15☆ 熱い恋の季節のはじまり
「だろうな……」
「……。」
タイスケside
俺らは行きつけの店でお昼を食べながらグループの事について話し合っていた。
「あ!ゆりちゃんじゃん!」
そんな時、偶然にもゆりちゃんもこのお店にやってきた。
しかもライダスーツ……
そういえば最近バイクの免許取ったって言ってたから今日はバイクで来たってことなのかな?
こういうゆりちゃんの姿は観れることはないから今日は超ラッキーかも♪
ちなみにこのお店は俺ら芸能人にとっては行きやすいお店で、
最近はほぼ芸能人とか業界の人しか入れないお店にっている。
人気ある人たちもよくこのお店を利用してるから、たまに刺激をもらったりもできる。
だからゆりちゃんと会うことも珍しくはない。
「っ……汗」
でも俺らに会うなり顔を引きつらせるゆりちゃん……
「なーにそんな顔引きつらせてんだよ笑」
「大方、お前のせいだろ藤ヶ谷。」
俺のせいってどういうことだっつーの!!
北山のやろぉ……俺よりチビのくせに!←
「っるっせぇ北山!……てか、」
ゆりちゃんに夢中になって気づかなかったけど、よく見ると男が2人……
彼女の後ろにいた……てか、アイツらって……
「後ろに見たことない人達いるね〜……」
玉森と北山もアイツらに気づく。
アイツら……もしかしてあの時クレープ屋にいた……って!!
あの茶髪野郎、三船じゃん!!
んでもう一人の黒髪のやつは……わからん!
っなんで、アイツらがゆりちゃんと一緒に居んだよ……
「まぁまぁゆりちゃん、
席は好きなところでいいk.「マスターマスター!俺らのテーブル席の隣で!」
マジムカつくわ……ゆりちゃんが、好きだって言ってたアイツ……
「ゆりちゃんのことになると、君は強引になるね(苦笑)
そこの席はどうだい?ちょうど景色もいいところさ。」
いくら好きな奴だからってこの店に一般の高校生連れてくるとか、何考えてんだよゆりちゃん……
ここは大人らしく、ビシッと言ってやるか!
三船にも色々言いたいことあるし!