第17章 ☆Story15☆ 熱い恋の季節のはじまり
こうして3人は服を見せ終わり……
「ちょうど昼時だし……1階のフードコート行こうぜ!」
「そういえばもう12時になりますね……」
「服選んでたからめっちゃ腹減ったわ〜笑
憲吾も腹空いたろ?」
「いや、そこまで空いてねぇよ……何食べにいくんだ?
彼女のことも考慮して、あまり人がいねぇところの方がいいんじゃないか?」
「あー……それもそうか……
フードコートって人多いもんなぁ……」
ゆりside
時間はもう昼時、そろそろご飯を食べたい所だった。
しかしリュックの中にはユウがいてユウにも何かしら食べさせないといけない……
でもここには三船さんと内山さんがいるから出すことはできないし……
「服選んでたからめっちゃ腹減ったわ〜笑
憲吾も腹空いたろ?」
「いや、そこまで空いてねぇよ……何食べにいくんだ?
彼女のことも考慮して、あまり人がいねぇところの方がいいんじゃないか?」
っ三船さん、わざわざ私のこと考えてくれた……
それとも、自然とこういう気遣いができる人なのかな……。
「あー……それもそうか……
フードコートって人多いもんなぁ……」
どうしよっかな、お昼……でもカロリーメイトとかでもユウにあげたいな……
「……あ、」
「ゆりちゃんどうしたの?」
「この近くに行きつけのお店があるんですよ。
主にパスタメインで穴場的お店なんです!」
「あ、それってもしかして……芸能人行きつけ的な?」
「まぁ、そうな感じです(苦笑)
そこでお仕事の話もしたりするんですよ。良かったらどうです?」
「パスタかぁ……最近食ってねぇな……憲吾はどうする?」
「俺は……何でもいいけど……」
「んじゃぁ……そのゆりちゃんのオススメってところでいい?」
「はい!……あ、その前にちょっとお菓子買ってきていいですか?」
「もちろん!
やっぱゆりちゃんも中学生なんだね笑」
「なんですかそれ笑
それじゃすぐ終わらせてきますね!お二人はどうします?」
「俺はちょっとトイレに寄ってくわ笑
んじゃそんな時間はかからないだろうし、駐車場の出入り口あたりで待ち合わせってことでいいんじゃねぇか?」
「そうですね!」