第16章 ☆Story14☆ 娘が心配すぎるパパ
「っはぁ……山田さんって、そこまで怖いイメージないのに……」
『それを変えるって、君って色々凄いよね……
ゆりちゃんのパパだって、滅多に怒らないもん。』
「そう、なんだ……(汗)」
『にしても、ほんと藤ヶ谷くん今日はラッキーだったねぇ……』
「っまぁ……(照笑)
見てるより触ってた方が圧倒的に……っ!///ぬ、ぬいぐるみてめぇ…!///」
「っ……藤ヶ谷さん最低です……私のことをそんな風に見てたなんて……」
「っ違くて……!///
っでも、俺も男な訳だし……男なら誰もで意識しちゃうもんだから見逃して(・ω<) てへぺろ☆」
ゆりに向かっててへぺろをするタイスケ。
「……それを女の子の前で堂々と言わないでください……幻滅します。」
「っうぅぅぅ……俺だってわざとじゃないのにぃぃぃ!!」
『……まぁ、僕の場合はほぼ毎日一緒にお風呂に入っているけどね☆』
そしてなぜかドヤ顔なユウ。
「っ一緒にお風呂!?ほぼ毎日!?」
『まーねー☆』
「っちょ、ユウ!アンタいきなり何!?」
『いつも抱っこしてもらえるしー……体もたまーに洗ってくれるもんねー☆』
「……それ、めちゃ羨ましいな。←
俺もぬいぐるみに「っ最低!!」_パチンッ!…っいって!!!
なんで俺は殴られてぬいぐるみは殴られないわけ!?ユウだって立派なオスでしょ!?」
「セクハラ発言はやめてください!!」
ゆりにビンタを食らうタイスケ。タイスケの頰はほんのり赤くなっている。
『ぬいぐるみに性別はないもんねー!
ボクっ娘な女の子だっているでしょ?』
「ぐぬぅぅぅ……お前は明らかにオスだろうが!!」
『怒っちゃやぁ……(ˊσ̴̶̷̤ ₋̮̑ σ̴̶̷̤ˋ)₊ෆ⃛⁺˚ウルウル…』
ユウはタイスケ向かって上目遣い。
「はんっ!今頃かわい子ぶってもぜーんぜん可愛くねーよ!!」
『っ何をぉ!?』
「やるかぁ!?」
「っいい加減n‥_プルルルル〜……?」
またもや喧嘩を始めそうな2人を止めようとした時、ゆりのスマホに一件の着信が入った。
着信主は…
「……あ、パパだ。」
「っ!?」
どうやら太輔のようだ……。