第16章 ☆Story14☆ 娘が心配すぎるパパ
『っこのラッキースケベ!
なにゆりちゃんの胸にダイブしちゃってんの!!』
「っごごごごごめんっ!!///」
タイスケは慌てて起き上がろうとしたが、
_ツルっ!
「うわっちょ…!」
慌ててどけようとしたせいか、足元を滑らせてしまうタイスケ。
「っきゃ!///
っいい加減n.「っわざとじゃないってば!///」じゃあ早くその手をどけてください!!」
今度は右手でゆりの胸を掴んでいる状態になった。ちょうどその時、
_コンコン「ゆりちゃーん、俺だけど入るよー」
「「っ!?///」」
楽屋の外から涼介の声が聞こえてきた。
_ガチャッ「夜の生放送、スタジオ入りがちょっと変更に……っ!?」
そしてやむなく涼介が楽屋に入ってきた。だが涼介は思わず目の前の光景に目を大きく見開いた。
「っりょ、涼介さん……(汗)」
「っえ、っと……」
「っい、いやこれは違くて!!
っそのアクシデントというk.「君は一体何をしてんの!?(怒)」っだから誤解ですぅぅ!!」
涼介の目に入ってきた光景は、タイスケがゆりを押し倒している挙句
胸まで掴んでいるというもの。もちろんゆりのマネージャーである涼介はカンカン。
入ってくるなりタイスケを怒鳴りつけた。
タイスケは必死に代弁をする。
「っこれはわざとじゃなくて!!アクシデントで‥「じゃあその手は何かなー?
なんでずっとその状態なのかなー?(黒笑)」っす、すすすいません!///」
今度こそゆりから離れるタイスケ。
だが涼介は一見笑っているが、目は明らかに笑っていなかった。
「君がゆりちゃん大好きだってことは知っているよ。だからって、
二十歳過ぎた男がまだ中学生の未成年にわいせつな‥「だから誤解です!僕の話を聞いてください!(泣)」
「っ涼介さん!これは、本当にアクシデントなんです……!
いつもみたいに、藤ヶ谷さんが絡んできて……それを止めてというやり取りを夢中でしていたらこのようなことに……」
それらしい理由をつけるゆり。
「っそうそう!俺がやり過ぎちゃって(苦笑)」
「……。」