第13章 ☆Story11☆ ドラマ撮影スタート
タイスケの元に向かうと、他の共演者である詩や魅月、獅依留、優紀、柊の姿もあった。
「おはようございます。みんな、もう衣装に着替えてるんだね。」
「そ!ゆりちゃんも早く着替えてきな?」
「はい……なんか……」
「ん?」
ゆりはタイスケの姿を見て……
「……。」
(メガネまでかけてるから、パパにしか見えない……泣)←
ちなみにタイスケはメガネをかけている。
そしてただでさえ太輔に似ているタイスケはより自分の父に似ていると思うゆりであった。
「俺、お父さんみたい?(笑)」
「えっと……まぁ……」
呆然とするゆりの前に柊がやって来た。
「ぁ……」
(またパパにそっくりな人きたー……泣)←
「ゆりちゃん、すっかり驚いているね。
俺も、最初見た時はほぼ君のパパに見えたからね……
口を開けば、全く違うけど。」←
「っ柊さん酷いっ!(泣笑)」
「そういえば、徹平君と団司君も警備員として来ているんだよ。
まるで、昔の現場を見ているようで、懐かしいよ……(微笑)」
「徹平さんと団司さんが?」
「うん「やっほーゆりちゃん♪」噂をすれば(苦笑)」
今度は徹平と団司がゆりの元にやって来た。
「なんか久しぶり!まともにあったのはママの命日の日だったしね。
にしても……相変わらず可愛いなぁ♪」_なでなで
「っちょ…!徹平さん……!髪ぐしゃぐしゃになります!」
「おい志村……お前は仕事とプラベートというものをわきまえろ(怒)」_ゴツン!
徹平の頭を殴る団司。
「ってぇ……!頭撫でただけじゃん!」
「……俺もなでなですr.「君も彼女に気安く手をあげるな(黒笑)」←
っ怖っ!」
タイスケもゆりの頭を撫でようとしたが手首を団司に掴まれる。
「君のことは、藤ヶ谷先生からちゃんと聞いてる。」←
「えぇ!?」
(完全に嫌われてる……涙)
「ぱ、パパ……汗」