第9章 ☆Story7☆ 主演ドラマは…
「ほら、ミルクができたよ。
せっかくだし、藤城くんがやる?今のゆり大分ご機嫌だし。」
ミルクを作り終えた太輔が柊たちのところへ戻ってきた。
「それじゃ、お言葉に甘えて……はい、ゆりちゃん。
ミルクだよ。」
「う〜♪」_ごくごく
ゆりは嬉しそうに柊からミルクを飲ませてもらった。
「……。」
(俺の時より嬉しそう……)←
そしてパパ心に複雑な思いを抱く太輔であった。
「ゆりちゃん、意外と柊さんが好きだったりして(笑)」
「勇気、さすがにそれはないだろ……まだ赤ちゃんだし、そんな感情わからないだろ(苦笑)」
「いやいや!あの百合ちゃんの娘ちゃんだし……わかんないよー?(笑)」
「餓鬼に似て年上好きかもな……」
「もし、もう少し大きくなって『柊さんのお嫁さんになるー』って言われたらどうします?」
美男も面白半分で柊に聞いた。
「だから、それはないだろ(笑)」
「柊さん、心の中では満更でもないって思ってますね(笑)
顔見るとバレバレです!」
「美男、そういうことはもっとオブラートに包んであげて(笑)
最近柊さん、美男の毒舌攻撃に大分参っているからさw」
_ピンポーン
「あれ?誰だろ!俺が出てくる!」
突然チャイムがなり、裕太は駆け足で玄関に向かった。
「もしかして、獅依留くんたちか?
家からも近いし……」
_ガチャ
「はーい、どちらさm‥「こんにちは!遊びに来ましたー♪」……。」_バタン
裕太は無言でドアを閉めた。
「っちょっと!?_ガチャ!
いきなり閉めるって酷くない!?」
「なんで君らがいるんだよ(黒笑)」
「お、俺ら何かした!?立花、ヘルプ!」
「お前の日頃の行いが悪いからだろ。←
……単刀直入に言いますと、ゆりちゃんに会いに来ました。」
「……嫁には出さんぞ!」←
「「いつの話だよ!」」
玄関先にいたのは徹平と団司だった。
「裕太くん、誰が…って、徹平くん達じゃん。中に入れないの?(苦笑)」
「藤ヶ谷先生ナイス!」
「この伯父馬鹿……なんとかしてください。」←
「お、俺に言われても……(汗)」