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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!

第8章 ☆Story6☆ ママの命日


「ゆりちゃん、荷物まとめておいたよ!」



「ありがとうまな、凄い助かるよ。」



「廉さんと、アレンジの話していたの?」



「うん、Miss Youのね。」



「う、うそ!?」



「ううん、嘘じゃないよ。
私は、私らしい曲にしながらもこの素敵な曲を汚さないように……頑張るつもり、
ううん、原曲を超えるつもりで、完成させる……。」



「っな、なんか……すごい気迫……」



「廉さんにも、言われたんだ……どんな仕事にも全力で励めって。
だから、全力でやる……」



「ゆりちゃん……」
(ゆりちゃん、今までに増してプロ意識が凄い……とても同い年とは思えないよ……
やっぱり、ゆりちゃんはママの……)



「随分気合が入っているって感じね。」



「千鶴……」



「私も、負けていられないわね……(微笑)」



「……ふっ(微笑)」



小さく口角を上げながら笑うゆり。




「っふたりとも……」
(私も、二人に負けていられない……私は、
ゆりちゃんや千鶴ちゃんみたいにカリスマ性はないけど……私にだって、
二人にないものを持っているはず……だから、グループのためにも、切磋琢磨しないとね……!)






「な、なんか中2トリオからすごい気迫が……(汗)」
(ゆりの言葉で、二人の気迫が一気に変わった……ただ、仲良しこよしの仲間だけじゃなくて、
切磋琢磨し合うライバル同士としても……
やっぱり、ゆりはゆりのママさんと同じで……



他の人とは違う何かを持っている……)



「くる……私たちも負けていられないかもね……ゆりが全力で仕事に取り組むっていうなら、
私だって……」



「来夢だって!最年少だからって負けないもん!
まずは、来海から倒す!
だって楽勝そうだもん!」←



「な、なにぃ!?」



「その次は、愛美ちゃんで千鶴ちゃん!その次にお姉ちゃん!」



「……ゆりは?(笑)」




「ゆりちゃんは!……ゆりちゃんは、
なんか超えられなさそう……」



_ズコッ!「「そこは倒すと言いなさい!(苦笑)」」






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