第8章 ☆Story６☆　ママの命日

「っ……」



「……（微笑）」




「っ……」



「……いつか、後悔させてあげる。
俺よりあいつに惹かれていたこと……絶対、後悔させてやるから……」



「っ……」



「それまで、覚悟してろよ？
とことん攻めてやるから（笑）」



「っ……そろそろ、戻りましょうよ……
廉さんとも、仕事の話が……」



「照れてる照れてる（笑）
ちょっとは俺の方にパラメータ傾いたかな……」



「っんなわけ……！」



「真っ暗であまり見えないはずなのに……すぐにわかるよ。
慌てているところ、顔が赤いところ……全部さ……」











＿ぽんっ





「っ……」



タイスケはゆりの頭に手をポンと乗せた。



「まっ！こうしてすぐ近くにいるからだろうけど（笑）」



「っ……///」



「あ！
さっきより顔真っ赤になったでしょ？」



「っなってません！///」



「どうだか（笑）
ま、そろそろ戻るか！お母さんのこともスッキリしたしね。」



「っ……///」



ゆりは顔を真っ赤にしながら戻るのだった。
















「ゆりちゃん、顔真っ赤だね……何があったの……」



徹平は目をパチクリさせながらゆりを見ていた。



「っなにもありません！」



「ほんとゆりちゃんってツンデレ（笑）
そういうところ可愛いけど」＿なでなで



「っだから頭撫でないでください！！」



「ゆりちゃんがツンデレなのは、完全にパパ似だよね（笑）
立花もそう思うだろ？」



「どう見ても、そうだろ……」←



「へぇ……ゆりちゃんのお父さんってツンデレなんだ！
だったら、時間かければ俺n‥「あ？んなわけねぇだろ……（睨）」←……うん、無理そう（涙）」



再び太輔にガンを飛ばされるタイスケ。



「っわ、私は廉さんのところに行きまーす……（汗）」



ゆりはその場から逃げるように、廉のところへ向かった。