第8章 ☆Story6☆ ママの命日
_現在
そして10分ほど歩きお墓のあるお寺に着いた。
「1年ぶりだなぁ……ママのお墓に来るの……」
「ホントだな……んじゃ行くか。」
今度は太輔を先頭に一行は百合のお墓がある場所へ向かった。
「……ここ?」
「はい、お花とかは一番最初に来たおばあちゃん達がやってくれましたから
私たちは線香あげましょうか。」
「だな!」
ゆりとタイスケは線香を焚く準備を始める。
「ねぇねぇ藤ヶ谷先生!」
「なんですか北山先生……」
「あの二人って付き合ってんの?」
「は?
んなわけねぇだろ(黒笑)」←
「こ、こわ!?」
「あの人が、俺と同じ名前の人……」
(後で声かけてみよ……話しやすそうだし……)
「ほーんとミツにそっくり(笑)」
タカシはヒロミツをからかうように笑っていた。
「てか、お座敷に俺そっくりのいたよな!?」
「あぁ?そう言えば、そんな人がいたな……横尾さんにそっくりな人……」
ヒロミツはワタルに視線を移す。
「いたね(苦笑)」
(もしかして、その人たちが俺らと同じ名前&顔の人かな……)
「……あの、なんでそんなに感情的なんです?(汗)」
「あなたも人のこと言えないでしょ……まぁ、あなたの気持ちが少なからずわかりましたよ……」
「な、何があったの(汗)」
「パパ、芸能界って色々複雑なのよ(笑)
あの二人にも色々あるんですーw」
「来海は、なんか知ってんの……?(汗)」
「さぁねぇ(笑)
それは本人達しか知らないもん!」
「そ、そっか……にしても、お前は大丈夫だよな!?
あの……キスマイの北山……」
「あぁ、みっくん?」
「み、みっくん!?いつからそんな風に呼んでんの!?」
「普通にファンの人が呼んでたし、それに北山さんとかヒロミツさんって呼ぶの……
パパ連想するから嫌なの!」←
「なんか酷い!(涙)」