第8章 ☆Story6☆ ママの命日
「私も、そろそろ引退時期だからな……最後まで、見守るよ(微笑)」
「そうですわね(微笑)
そう言えば、後継者は誰になさいますの?」
「美咲か、雅に任せたいと思っているが……まだ検討中だ。
中居さんやA.N.JELLの皆さんはどう思ってますかな?」
「まぁ……私から見たら前科がある雅よりは美咲の方が現実的ですけど……
こういった営業は雅の方が優れているんですよねぇ……」
「……やりたい方にやらせればいいんじゃね?」
「勇気は単純だな……会社や事務所の経営は大変なんだぞ?(苦笑)」
柊は勇気の回答に苦笑い。
「そっか……」
「まぁ、私は二人の意見も聞きながら決めるのがいいかと……」
「はぁ、ゆりに仕事について話をしようと思ってたが……
あれじゃ当分無理だな。」
「おい廉……お前は話を聞いていたのか(苦笑)」
「あぁ?」
「あぁってお前な……(汗)
にしても、カバーのお依頼だっけ?ゆりちゃんに頼みたいってことって。」
「あぁ、けど……」
「伯父さんいい加減離れてください!(怒)」
「やーだー!」
「なんか、餓鬼以上に溺愛してるな……」
「そりゃあ……姪っ子だもの(苦笑)
最近増えているっぽいよ、おじバカ的なの……」
「ふーん……」
「なんか裕太くんばっかりずるいな……」
「俺らはほんのたまにしか会えないのにー!(涙)
せっかくお小遣いも持ってきたのに……」
ゆりとじゃれあうことができずちょっと寂しそうな友輔&亮輔。
二人は太輔の弟でありゆりの叔父に当たる……。
「愛美、うまいか?」
「うん!雅伯父さん、ありがと!」
「まなちゃん、抹茶も飲む?」
「うん、飲みたい!」
「愛美の髪は……昔と変わらないな……たまにはアレンジして見たらどうだ?
俺の店に来てくれたらタダでやるぞ。」
「ほんとだな……でもあいつのところは以上過ぎんだろ(汗)
あれでもう40だろ……外見が若いとはいえ……」
「「ですな。」」
((裕太くん/さんは異常すぎる……))