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折れない心は大好きの気持ち
第1章 照れかくしのキス
『…二宮くん?』
「やりずらいのが、いい。」
『そう…ですか。』
真剣にゲームを見つめる
二宮くんが可愛くて。
思わず二宮くんの頬に
手を伸ばした。
『かっこいい…』
二宮くんの頬に触れながら
そうポツリと呟くと、
ゲームをしていた二宮くんの手が
私の手首をとらえた。
「馬鹿」
『好き。』
「襲ってほしいの?」
『二宮くんにならいくらでも。』
二宮くんの上に座っていたはずなのに
いつの間にか二宮くんに押し倒された姿勢になっていた。
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