第1章 照れかくしのキス
『ねぇ、二宮くん』
ソファーでゲームをする彼に
話しかけてみた。
「どうしました?」
『私とゲームどっちが大事?
ってゆう質問、したほうがいいですか?』
「はい?笑
貴方がしたいなら、どうぞ。」
一瞬こっちを見てくれたけど
そう言ってまたゲームを見てしまった。
『ねぇ、二宮くん』
「ん?」
そう返事をする二宮くんに
ばれないようにそっと近づいて
おもいっきり抱きしめた。
『嘘。二宮くん、抱きついてもいいですか?』
「もう、抱きついてますよね」
『ゲーム、やりずらくないですか?』
「ええ、やりずらいですね、とっても」
『あ、ごめんね?』
すぐ退こうとすると、
二宮くんにそれを阻止された。