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折れない心は大好きの気持ち
第6章 ファーストキス
辺りをみるとそこは、
人気のない路地裏で。
目の前には
私の目をじっとみつめる
二宮くんがいた。
和「……みなみ…」
『……………』
和「あのね、よく聞いて」
二宮くんの言葉に
黙って頷いた
和「ごめん。」
『…………え?』
和「俺、多分これから
みなみに苦しい思いさせちゃう」
別れ話、されるのかって
逃げ出そうと思ったのに
目の前にいる二宮くんが
いつもの自信満々の顔じゃなくて
心配そうな顔、してたから。
足が動かなかった。
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