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バレーよりも甘い[HQ/R18]

第2章 プレゼント【夜久衛輔】[生誕記念]


「っ...キッツ...動いていい?」

こくりと頷けばだんだんと速くなっていく腰を落とす速度。

深いところを突かれる度に、奥がギュッとしまるのが分かる。

『んっ...あぁ...』

「ね、俺、今まで...の誕生日、で一番幸せ...」

快感に顔を歪めながら放った言葉に、不覚にもドキッとしてしまう。

『わたし、も...』

そういいながら、衛輔の背中に手を回す。


『爪...。』

「いいよ、いっぱい...付けて、」

私はその言葉に甘えて、思いきり衛輔を抱き締める。

『も、りすけっ...』

「ん?...どしたっ?」

限界が近くなるにつれて、体が震えだし、うまくしゃべることもできない。


私は、腕に力を込めて、衛輔を引き寄せる。

『衛輔...だい、す、き...っああっ!』

「俺も...っ...!」


その言葉を最後に、二人で終わりを迎える。

『...はぁッ...はぁっ...』

「...今の、お前が悪い。」

そういいながら顔を真っ赤にする衛輔。

『...へへっ』

「なに笑ってんだよー」

頬を膨らませて怒る衛輔。


私は、そういうところも大好きだよ。


『...お誕生日おめでとう、衛輔!』




fin.
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