第2章 ゲームでもしましょう
順調に進み、点差も変わらなかった。
さかたんも慣れてきたのか、少しづつ順位をあげ始めてきた。
そして段々と難しくなってきた途中でのこと。
「……。」
「………。」
「あの〜、お二人さん?」
「目だけで会話するの辞めろw」
「なんなら俺と位置変わりましょうか?」
カギカッコは上から、そらるさん、私かりな、さかたん、うらたさん、まふくん。
座っている位置は右からうらたさん、さかたん、私かりな、まふくん、そらるさん
まふくんを挟んで隣のそらるさんと目で会話。
と言うのも、私達は1位争いのせいで感情を目で読み取っているのだ。
負けたくないのだから当然なんだけどね。
よし、アイテムでいいの取れた!!
「あ!かりなそれは反則でしょ!?」
「よし!的中!!」
なんと持っていた私のアイテムがゴール直前で命中した。
その結果私かりなが1位、そらるさんが2位となった。
「あなた方もうちょい周り見て」
「さかたん……落ちすぎだよ」
「かーちゃん!!それは言わんといて!」