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あなたの隣で

第1章 大きな手


高校生になった私は、一生懸命大人っぽくなるように努力をしたけれど、
3年先を行くとし君にはやっぱり追いつけなかった。

大学生になってもとし君は相変わらず優しくて、
何かと構ってくれた。

かっこ良くて優しいとし君はきっとモテていたはずなのに、
なぜか彼女を作ることは無かった。

私は高校2年生の頃から塾に通い始め、
とし君はバンドやYouTubeを始めたため、
だんだん会う機会が減っていった。
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