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あなたの隣で

第1章 大きな手


それでも、たまに会うといつものように他愛もない話をして、
とし君はどこかに出かける度にお土産をくれた。

受験生の私がマイナス思考になっていると、
とし君はいつも笑わせてくれた。

私の受験の前には、お守りと手紙をくれた。
とっても綺麗なとし君の字で書かれた手紙は、今でも大事にとってある。
合格祈願の祈が「折」になっているのも、
ちょっぴりお馬鹿なとし君らしくて、リラックスできた。
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